エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管には銅線が含まれており、銅は以前から金属スクラップ業者などが買取していました。
エアコンの配管に限らず、銅線は家庭用電気配線や電子機器、照明などの様々な製品に使用されていて、工業用としても電線や電気モーター電線など多くの場面で使用されていて、それらも買取の対象になります。
新品ならまだしもどうして中古の銅線がお金に換えられるの？と不思議に思う方もいるでしょうが、銅はその原料に価値があるだけでなく、ほぼ100％リサイクルが可能な大事な資源であることから需要があるのです。
エアコンの銅線もリサイクルすることで、いろいろな製品に作り替えて再利用できます。
日本では銅山が全て閉鎖しており、必要な銅は海外からの輸入に頼っているのが現状です。それもあってリサイクル資源としての銅には大きな価値があるのです。
エアコンの銅線を買取に出すなら、少しでも早く行動に移すことをおすすめします。銅には非常に錆びやすい特徴があります。水分や酸素などに長期間触れると簡単に腐食してしまいます。
特に屋外に放置しておくと売り物のならなくなってしまう可能性もあるため、劣化する前に買取に出しましょう。
少しでも高く買取して欲しいなら、銅線に付いている被膜を除去しましょう。被膜が付いたまま買取に出すことも可能ですが、不純物が多いと買取価格が下がる原因となってしまいます。
エアコンの銅線以外に複数種類の銅線を買取に出す場合は、種類やサイズ別に分類して持ち込みましょう。そうすることで買取業者が行う分類の手間を省けるだけでなく、持ち込んだ銅の種類が明確になるので価格交渉もしやすくなります。