ご指摘の通りに、銅をはじめ、アルミ、鉛、亜鉛、錫などの非鉄金属は資源原材料として再利用されていて、商品先物にも登録されており商品相場と呼ばれる価格が存在しています。
その価格は常に変動していて、過去にはかなり安い時期もありましたが、現在は世界的な資源不足が起きていることから、ほとんどの金属の価格は上がっています。
銅線などの銅製品の価格も高騰していますが、相場価格が高いときを狙って売りに出すことでお得に取引することができます。
商品相場を確認しながら取引するのもよい方法ですが、スクラップ業者や専門の買取業者の多くは、一度に取引する量が多いほど高値で買取してくれる傾向があります。したがって、ある程度の量が溜まるまでは自社倉庫などで保管しておき、トン単位でまとまったら買取に出すのもおすすめの方法です。
毎月大量の銅線などが出るなら、買取業者側と毎月一定量を納入する約束をすることでも、買取金額をアップさせることが可能です。どこの業者でも交渉に応じてくれるとはかぎりませんが、確実に取引してもらえることが分かれば業者側に他と取引されない安心感も生まれますので、高い確率で交渉は成功すると思います。
銅製品には、銅線の他にも給湯器やクーラーパイプ、家電線などいろいろなものがあり、気づかないで廃材として処分しているものがまだまだあるかもしれません。知識を高めることも得につながる場合もあります。
最後に、銅線の被膜を剥いだりできるだけキレイな状態にして買取に出すことでも、業者側の手間を省くことになるため、買取価格がアップする可能性が高くなります。